夏の終わりにやっておきたいしみ・しわ予防。
Author
なんとなくUVケアをしていた人も、うっかり日焼けをしてしまった人も、夏に受けた紫外線ダメージをそのまま秋に持ち越してしまうのはNG！この夏の日焼けが原因となって、しみやしわができてしまうかも。
夏の終わりにやっておきたい（やっておくべき！）肌のお手入れを紹介します。
紫外線ダメージで肌は老化する
しみやしわの主な原因となる紫外線。なんとなく「肌によくない」とはわかっていても、何がどう影響するか知っていますか？
紫外線を浴びると肌の内部にあるメラノサイトでメラニン色素が作られますが、そのメラニン色素がターンオーバー（肌の新陳代謝）で定期的に外に排出されていれば、理論上はしみにはなりません。しかし、何らかの理由でターンオーバー周期が長引き、メラニン色素が肌に残ったままだとしみになってしまいます。また、紫外線が真皮や表皮にダメージを与えてしわやたるみを引き起こします。しみもしわも、紫外線を浴びてすぐにはできません。長い時間をかけて肌表面に現れてくるのです。
「でも浴びちゃった！」
「しみやしわができてしまうのは避けたい！」
「今からでもなんとかしたい！」
ですよね？ わかります（笑）。
【緊急】「うっかり日焼け」をしてしまったら
日焼け止めの塗り忘れや塗り直しを忘れたり、「短時間の外出だから」「曇り空だから」と油断してUVケアを怠ったまま予想していた以上の日差しを浴びてしまって、後に残ったのはヒリヒリ肌と大後悔（T_T）
そんな「うっかり」が原因で日焼けしてしまうことってありますよね。
浴びてしまった紫外線はゼロにはできないけれど、ダメージを受けた肌をできるだけ早く回復させることが大切です。
しみ対策は日焼け後の24時間が勝負！
日焼け直後のうっかりさんは、まず今すぐやるべきアフターケアをまとめたこちらの記事をどうぞ。
知らないうちに色黒になっていた…
海やプールやフェスイベントにも出かけていないし、長時間の直射日光を浴びた記憶はない、でもいつの間にか肌が薄黒くなっている気がする。。。そんな人は、もしかすると日常的なUVケアが少し甘かったのかもしれません。通勤通学や短時間の外出、洗濯物干しなどの屋外での家事、家や車の窓越しの紫外線など、日焼け止めを塗らずに過ごしていませんでしたか？
自覚症状がなくても、肌の内部は乾燥していたり肌表面のバリア機能が低くなっていたりします。しかも夏は、紫外線以外にも汗や皮脂、エアコンの冷風からのダメージを受けてインナードライ肌（隠れ乾燥肌）になりがち。そのまま何もケアせずにいると、肌のターンオーバーが乱れ、メラニンが排出されずにしみとなったり、肌の弾力が低下してしわやたるみとなったり、乾燥が一層ひどくなったりしてしまいます。
思い当たるふしがあるなぁ……という人はこの記事もチェック！
まずはコンディションを整える
秋を迎え入れる前にしておきたいことは、ズバリ、保湿ケア。
暑くて汗をかくからサッパリしたいからと洗顔後に化粧水だけでスキンケアを済ませていませんでしたか？ 秋冬になって乾燥を感じてから保湿ケアをするのでは遅いです。今のうちから肌内部にしっかりと水分を閉じ込めておきましょう。
また、生活習慣を見直して睡眠や栄養をしっかりととること、体内の活性酸素を減らすのに効果があるビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールなどを含む食品を意識的に食べて、身体の内側から整えるのも効果的です。
そして美白化粧品を取り入れてお手入れをしましょう。
美白化粧品は1本使いきろう
美白とは、「メラニンの生成を抑え、しみ・ソバカスを防ぐ」こと。美白化粧品とは、もともとの肌の色を白く変えるものではなく、配合された「ビタミンC誘導体」や「トラネキサム酸」などの美白有効成分が肌の機能を助けて、過剰なメラニン生成やメラニン色素の沈着を妨げる働きのある化粧品です。美白化粧品はすぐに効くものではなく、毎日使い続けることで効果が期待できるものです。地道にケアしていきましょう。
紫外線を浴びてしまったことをウジウジと悔やむくらいなら、いち早く保湿ケアと美白ケアを見直して前向きに過ごしましょう。涼しくて過ごしやすい秋はもうすぐそこです。
そして……夏が終わってもUVケアを怠らず！
紫外線は夏以外の季節も降り注いでいます。くれぐれも、これ以上日焼けしないように気をつけてくださいね。
