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これって花粉症? 春の肌荒れ対策。

スキンケア

毎年春になると肌が赤くなってムズムズとかゆい……なんてことありませんか? 春は、乾燥や紫外線によるダメージ、急激な気温変化や環境変化によるストレスなどが原因となって、肌の調子を崩しがちな季節です。しかも、たくさんの花粉が舞い散っています。肌がアレルギー反応を起こしている「肌の花粉症」の可能性もあるんです。
花粉や外的刺激から肌を守り、肌トラブルを軽減する方法をご紹介します!

目次

多くの日本人を悩ます花粉症

寒さが和らぎ春の兆しが見えてくるとムズムズしてくる、目・鼻・のど。日本人の多くが悩んでいる花粉症、ある調査では全国で20%超もの人がスギ花粉症を患っているという報告もあります。日本にはスギ植林が多いため花粉症の主な原因はスギ花粉ですが、他にもヒノキ、シラカンバ、ハンノキ、ケヤキ、コナラ、ブナ、オオバヤシャブシなどの樹木、初夏にはイネ科のカモガヤ、夏から秋口にかけてはキク科のブタクサやヨモギなどの花粉が飛散します。春先だけでなく、1年中悩まされている方も多いのではないでしょうか。

しかもその花粉は、目・鼻・のどの違和感のみにとどまらず、肌にも影響を及ぼすことがあるんです。

その肌かゆみ、花粉皮膚炎かも

花粉が原因となって起こる、肌荒れやかゆみなどの肌トラブルは「花粉皮膚炎」と呼ばれています。目・鼻・のどは平気だけど、春先など季節限定で肌トラブルに悩んでいるという人は、もしかすると花粉皮膚炎かもしれません。

※季節性の肌トラブルは花粉以外にも、ちりやハウスダスト、PM2.5などの大気汚染物質が原因の場合もあります。

花粉皮膚炎は、肌のバリア機能が低下しているときに、花粉をはじめとしたアレルゲン物質が皮膚から侵入することで起こります。まぶたやほほやあご、首に、発疹や小さなぶつぶつが出たり、赤くなってかゆみを伴ったりすることがあります。また、もともとアトピー性皮膚炎をもっている場合は皮膚炎を悪化させてしまう場合もあります。

でも、安心してください!
特定の花粉にアレルギー反応を起こしてしまう人でも、肌のバリア機能を維持・回復させ、花粉が皮膚や粘膜に接触しないように工夫することで、症状を和らげられるかもしれません。

春の肌は不安定

なぜ、春先は肌のバリア機能が低下しがちなのでしょうか。
その最たる原因は「乾燥」です。冬の間、しっかり保湿ケアはできていましたか?

健康的な肌は、角層が水分を含んでおりモチモチと潤っています。さらにその上を皮脂膜が覆い、角層から水分が蒸発しないように守っています。このバリア機能が正常に働いていれば、花粉や大気汚染、紫外線のような外的刺激をはね返して潤いのある肌を保つことができます。

しかし、乾燥により水分や油分が少なくなると、肌のきめが乱れたり角層がめくれたりして外的刺激の影響を受けやすくなってしまいます。

また、保湿不足以外にも、紫外線によるダメージ、急激な気温変化による皮脂分泌過多、進学や就職などの環境変化によるストレスでホルモンバランスが崩れ、肌のバリア機能が低下することもあります。

春は、肌の調子が乱れやすいシーズンなのです。

すぐにできる「肌を守る方法」

肌のバリア機能を回復できたら、花粉が悪さをする余地はないはず!
とはいえ、健康な肌でも28日間かけてようやく生まれ変わるため(これを「ターンオーバー」と言います)、一晩で肌状態を劇的に変えることは難しいのが現実です。

そこで、花粉皮膚炎をこれ以上悪化させず、症状を軽減させるために、今できることをご紹介します。

① 洗顔は優しく、いつもどおりに

花粉が顔についていないかと心配してゴシゴシこするのはNG! ぬるま湯で優しく洗顔しましょう。また、1日に何度も洗うのも、必要な皮脂まで落としてしまいさらなる肌荒れを招く原因になります。


正しい洗顔の仕方については以下の記事を参考にしてくださいね。


②肌にやさしく・保湿を重視したスキンケア

肌が弱っているときには敏感肌用など、肌にやさしい自分に合った化粧水や乳液・クリームがおすすめです。また、季節の変わり目には、新しい化粧品を試すのは肌に負担がかかる可能性もあるので控えた方が無難です。

③ UVケアは欠かさずに

乾燥した肌に紫外線が入り込むとさらなる肌トラブルにつながります。低刺激で伸びのよい日焼け止め乳液やクリームなどで、しっかり顔と首を守りましょう。肌に密着する日焼け止めがバリア的な働きをしてくれます。外出時だけでなく、家の中で洗濯物を干したりゴミ出しをしたり、窓際で過ごすときにはUVケアを忘れずに。


日焼け止めの正しい使い方についてはこちらの記事を参考にしてくださいね。


④ すっぴんで外出しない

肌が荒れているとメイクをするのをためらってしまうかもしれませんが、日焼け止めやファンデーションを塗ることで、花粉が肌に直接付着するのを防げます。ポイントメイクは薄めにしても、ベースメイクは抜かりなく!

⑤ メイクアップ後でも使える花粉ブロックスプレーを利用

イオンポリマー配合の花粉ブロックスプレーが各社から発売されています。外出する前にシュッと顔や髪にひと吹きしておくと、花粉や大気汚染の微粒子が肌や髪に直接付着するのを防ぐ効果があります。

⑥ 鼻の穴や目尻にワセリン塗布

鼻の穴付近や目尻にはワセリンを塗っておくと肌荒れの痛みを和らげることができます。市販されているワセリンもありますが、医師が処方するプロペトや白色ワセリンといった純度の高いワセリンもあります。深刻な肌荒れに悩んでいる方はまずは皮膚科で相談することをおすすめします。
また、花粉による鼻水や鼻のかゆみで悩んでいる方は、ワセリンを鼻の穴の入り口付近の内側に塗ってから外出すると、花粉の侵入を防ぐ効果があります。ただしワセリンはベトついてテカるので、少量を薄く塗るようにしましょう。

⑦ マスク・メガネ・マフラー・帽子で物理的に花粉をブロック

肌を露出させないことが何よりの花粉回避です。マスクを付けていても、むしろ、マスクを味方に付けた「美人度3割増」なメイクもできます(笑)。

マスクを付けているときのメイクについては、以下の記事を参考にしてくださいね。


花粉皮膚炎は一時的なもの

季節性アレルギーとも言われる花粉皮膚炎。原因となる花粉が飛んでいるときにはつらいですが、それも一時的なもの。花粉による影響をできるだけ防いで、明るい気分で過ごしたいものですね。

肌を優しくいたわりながら保湿ケアやUVケアを念入りに行い、楽しい春を満喫しましょう。

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