Mag by CUÒRE 肌にも髪にも、女性のすべてを美しく。
化粧品メーカー【クオレ】による
トータルビューティWEBマガジン。

【よく検索されているキーワード】
しみ
しわ
頭皮
乾燥
ホワイトニング
アイメイク
炭酸
美容室専売品
1DAYTATTOO

【化粧品会社クオレの美容部員が教える】正しい洗顔。

スキンケア

夏が終われば乾燥対策! という人も多いことでしょう。乾燥といえば保湿乳液やクリームに手を出しがちですが、実は「洗顔」も、しっとり美肌のカギなんです。自己流の洗顔を見直せば、乾燥やくすみ、毛穴の悩みなども解決できるかも。
化粧品会社クオレの美容部員が教える、「美肌をつくる洗顔の基本」を大公開。

目次

「泡で洗うと乾燥する」「水洗顔だけで十分」はウソ!!

インパクトが強い説ほど、「ほんとに?」と信じてしまいがちな美容の世界。
その代表的なものが、「朝は洗顔料を使わない方が美肌になる」ではないでしょうか?
洗顔料で洗いすぎると必要な皮脂まで落としてしまうだろうし、夜寝る前にクレンジングと洗顔をしているから大して汚れていないのでは……なんて思いますよね?

実際はどうなんでしょう?

美容のプロフェッショナルが勧める「泡洗顔」

化粧品会社クオレの美容部員である井村VGMは、「朝の洗顔は絶対必要!」と話します。

「どんなに乾燥していても肌は汚れます。そして、寝ている間にも皮脂や汗は分泌しています。人は自力で潤うことはできても汚れを落とすことはできないので、洗顔料を使う必要があるんです。ぬるま湯だけで洗っていると、皮脂汚れや古い角質は落ちきれず肌に残ってしまいます。それが乾燥肌やくすみの原因になることもあるんです」

その上で、「汚れをしっかり落とせて、肌に摩擦を与えずに優しく洗える『泡洗顔』がおすすめ」と言います。

「泡洗顔なら、きめ細かな泡をクッションにして洗えるので、肌に負担なく汚れを落とすことができます。乾燥予防には、正しい洗い方を守ることと、保湿成分が配合された洗顔料を選ぶことが大切です」

※朝・晩の洗顔をおすすめしますが、お肌の状態にあわせてご使用回数を決めてください。何もしなくてもピリつくほどにひどい肌荒れの場合は、夜だけ洗顔料を使って朝はぬるま湯ですすぐだけにしておいた方がいいこともあります。

これだけは押さえておきたい洗顔の基本

肌をいたわりながら汚れを落とす「正しい洗い方」って?
これまで多くの美容師やお客様に美肌になる方法を伝えてきた、井村VGMに、その正しい洗顔方法を教えてもらいました!

美肌をつくる「泡洗顔」3大鉄則

●ぬるま湯を使う
●手や指で直接肌をこすらない
●十分にすすぐ

基本の洗い方

【1】洗顔料を使う前に、ぬるま湯で素洗い

肌に水分を行きわたらせておくことで、洗顔料の刺激を軽減できます。

【2】弾力のあるきめ細やかな泡をつくる

清潔な手の上でしっかり泡立てます。

【3】洗顔料をのせるのはTゾーンから

皮脂分泌が多くて汚れやすい部分を先に、乾燥しやすい部分は後で洗います。
「汚れの多いTゾーン → 額 → 口まわり → ほほ・目のまわり」の順番を必ず守って。
摩擦は肌の負担になるので、汚れをかき出そうと指でゴシゴシこするのはNG!

【4】すすぎはぬるま湯で念入りに

手ですくったぬるま湯で念入りにすすぎます。

【5】洗顔後30秒以内に化粧水

肌についた水分を清潔なタオルで吸い取るようにします。洗顔後は肌から水分が逃げていくのですぐに保湿しましょう。

もっと知りたい洗顔Q&A

さらに、洗顔にまつわるよくある疑問にも答えてもらいました!

Q. ぬるま湯って何度くらい?

「30℃~37℃が理想です。乾燥肌の方なら26℃くらい(手で触れて、冷たくないと感じる程度の水温)でもOKです。全身のシャワーとして浴びる40℃以上では、潤い成分や皮脂を取りすぎるので、乾燥が進んでしまいます」

Q. 「きめ細やかな泡」の作り方は?

「泡立てネットに洗顔料を出し、水を少しだけ加えて一度よく泡立てます。できた泡を絞って集め、もう一度ネットの中に入れて、再び泡立てます。これを2~3回繰り返していくと、生クリームのようにきめ細かくなり、手のひらをひっくり返しても落ちない弾力のある泡になります」

Q. 洗顔用ブラシやスポンジを使うべき?

「プロのエステティシャンでも、洗顔用ブラシを使う時には圧をかけないように細心の注意を払うほどなので、一般の方が適切に使うには難しいアイテムではないかと思います。ゴシゴシしないように気をつけた上で、ブラシを使って効果がありそうな方と、特に使うのを控えた方がいい方は以下の通りです」

●使ってもいい方
鼻まわりのザラつきが気になる方、肌がゴワついている方

●使わない方がいい方
皮膚が薄い方、敏感肌の方、乾燥肌の方、炎症ニキビがある方など

Q. どれくらいすすげばいいの?

「すすぎ回数は「自分の年齢と同じ回数」が理想です。どんなに忙しいときでも15回はすすいでください。泡が残りやすい生え際や耳まわり、あご先は、すすぎ残しがないように念入りに。シャワーは水圧がとても強くて肌にダメージを与えてしまうので、直接肌に当てて洗い流すのはNGです」

Q. 「優しく洗う」では、肌悩みが解決しないのでは?

「洗顔料の洗浄成分が汚れや古い角質をしっかり落としてくれるので、指でこすり落とす必要はありません。くすみが気になる方は、美白やターンオーバー促進効果をうたっている洗顔料を使うこと、ダブル洗顔をきちんと行うこと、ご自分の年齢と同じ回数すすぐことが重要です。また、加齢によって毛穴は縦に広がっていくので、毛穴が目立つのを防ぐには泡を横に動かすようにして洗うのがポイントです」

Q. 時短のコツってありますか?

「朝の忙しい時間帯には、時間をかけて洗顔料を泡立てて洗い、念入りにすすぐのは大変だとは思います。ラクしたいというお客様にお勧めしているのは、クオレの洗顔料「AXI スパークリングフォームクリーミィ」です。プッシュするだけで最高にきめ細かい濃密泡が出てきてくれるので、どんなに面倒くさがりの方でも極上の泡洗顔ができちゃいます。炭酸が肌の汚れをすっきり落とし、血行を促進してくれる効果もあるんです」

美肌は洗顔から見直そう

いかがでしたか?

肌に潤いや栄養分を与えるためには、汚れや古い角質をしっかりと洗い流すことが大切です。毎日の洗顔がいい加減だと、どんなに高級な化粧品を使っても効果を発揮できないで終わってしまうこともあります。
正しい洗顔方法を覚えて、透明感のある肌を目指しましょう!

Related posts この記事もあわせてチェック

next