フェスを10倍楽しむメイクアップ。
ロックフェスやライブ、お祭り、アウトドアのパーティなど、楽しいイベントが山盛りの夏。フェス向きファッションはあるけど、では、メイクアップは……?
屋外で長い時間を楽しく過ごせる、フェス向きコスメとメイクアップのコツをご紹介します。
落ちない! 焼かない! 崩さない!
太陽の下で長時間を過ごす夏フェス。暑さや汗でメイクが崩れやすい上に、会場内のお手洗いも特設の簡易トイレだったり混雑していたりして、十分なメイク直し環境はないものと考えて臨んだ方がよさそう。でも、日焼け止めだけを塗ったノーメイクに、頭に帽子、首にタオルを巻いて……では、ぜんぜんウキウキしないし面白くない! 夏らしいフェスの場こそ、メイクも含めて楽しみたい!
そんな人におすすめしたいのがフェス向きのメイク。その鉄則は「落ちない」「焼かない」「崩さない」。ふだんのメイクとは違うちょっとしたコツで、フェスを楽しみましょう。
「落ちない」アイメイクアップ
友だちと盛り上がったり、たくさんの人に会うフェスでは、華やかなアイメイクをしたいと思いませんか? メイク直しが難しいのがフェスのネック……というなら、落ちにくいアイテムを使って落ちにくい仕込みをしておけば、にじみ知らずに楽しめます。
「落ちない」ために、ウォータープルーフはマスト。その中でもスーパーウォータープルーフタイプを選べばさらに安心です。「K-パレット リアルストロングアイライナー24hWP」は、フェスはもちろん汗をかくスポーツや、水で濡れる海やプールでも、温泉のお湯(38℃~40℃程度)でも落ちにくい超耐久なアイライナーなんです。
アイラインのにじみに油分は大敵です。目のきわも綿棒やティッシュでしっかりオフ! それからフェイスパウダーを軽くはたいて肌をサラッとさせておくと、パンダ目になりにくいです。
「焼かない」UVケア
フェスメイクで絶対手を抜いちゃいけないのが、紫外線対策。屋外にいる時間が長いフェスでは、日焼け止めで肌を守りましょう。「SPF30以上・PA+++以上」がおすすめです。
日焼け止めの「SPF」「PA」とは?
SPFとは、中波長紫外線(UVB)によって引き起こされる肌の急性炎症(サンバーン)を防ぐ「時間軸」での効果指数です。日焼けの時間は個人差や気象状況にも左右されますが、真夏の晴天の日には直射日光を浴びて20分程度で日焼けが始まる人が多いので、ここでは日焼け開始時間を20分と仮定します。SPF1は何も塗っていない状態(日焼けまでの時間が20分)で、SPF2になるとそれが2倍(20分×2=40分)に、SPF3になると3倍(20分×3=60分=1時間)になり、SPF24で8時間、SPF36で12時間の効果が期待できます。
つまり、日が昇って沈むまでの時間をカバーできるSPF30程度で十分です。また、PAとは、長波長紫外線(UVA)による肌ダメージを防ぐ効果指数で、「+」が多くなるほど効果が高まるとされています。
SPFもPAも値が大きくなるにつれて肌にかかる負担が大きくなるため、必要以上に高い数値を選ぶのではなく、活動時間やシーンに応じたものを見極めることが重要です。また、こまめに塗り直しをする方が肌への負担は少なくて済みます。
メイク前にしっかり塗り込むのはもちろん、塗り直しもこまめに!メイク直しができないフェスでは、メイクの上からスプレーできるタイプの日焼け止めも便利です。日焼け止めはただ塗ればいいのではなく、正しく使ってこそ効果を発揮します。
正しい日焼け止めの塗り方やベタつかないコツなどをまとめた記事があるので、よかったら参考にしてくださいね。
つい楽しくて「うっかり焼けてしまった(T_T)」というときには、とにかく急いでアフターケアを。こちらの記事もどうぞ。
「崩さない」ベースメイクアップ
化粧直しができないフェスでは、できるだけベースを崩さないメイクをするのがポイントです。化粧ヨレの主な原因は「汗」と「皮脂」と「メイク油分」です。
●汗はハンカチやタオルで押さえるようにして拭う(ゴシゴシこすらない)
●皮脂過剰にならないように、スキンケアは保湿を重視
●油分が含まれる化粧品を塗ったあとにはティッシュオフ
フェス向きのベースメイクは普段よりも薄化粧を意識して!
顔全体に1つのファンデーションを塗るのではなく、化粧下地やBBクリームで土台を整え、気になる部分にはコンシーラーを塗るなど、合わせ技が使いましょう。仕上げにパウダーをはたいておくと化粧持ちがグンとよくなります。
お気に入りのメイクとフェスファッションで、夏のイベントを満喫しちゃいましょう!