まず試したい美容オイル3選!
冬になって肌や髪の乾燥が気になってきた方も多いのではないでしょうか? 保湿ケアで思い浮かぶのが、ここ数年来話題の「オイル美容」。オイルを取り入れたスキンケアやヘアケア、オイル配合の化粧品など、美容オイルの注目は高まっています。
「美容オイルを試したい」「自分の肌や髪質・目的に合うオイルを選びたい」という方におすすめの美容オイルを3つご紹介します。
美容に使えるオイルとは?
オリーブオイル、ホホバオイル、アルガンオイル、スクワランオイル、馬油、椿油、ココナッツオイル、アーモンドオイル、マカデミアナッツオイル、ローズヒップオイル、ククイナッツオイル……さまざまなオイルがあります。保湿効果、炎症鎮静効果、肌のバリア効果、毛穴ケアやクレンジング効果、リラックス効果など、特徴や得意分野もさまざまです。
今回はその中でも代表的な3つのオイル
●ホホバオイル
●アルガンオイル
●ククイナッツオイル
についてご紹介します!
オイル初心者には「ホホバオイル」
「ベタつきそう」「どう使っていいのかわからない」と心配な方におすすめなのはホホバオイル。サラッとした質感で、肌にも髪にも万能に使える、オイル美容初心者にも扱いやすいオイルです。
ホホバオイルとは
ホホバオイルは、アメリカ南部~メキシコの砂漠原産の植物ホホバの実から抽出したオイルです。人間の皮脂膜に近い性質を持つワックスエステルという物質が主成分で、ほとんどの肌質と相性が良いのが特徴です。肌になじみやすく、皮脂の分泌バランスを整え、肌の潤いを保つ効果があるといわれています。熱に強く酸化しにくいので扱いやすく、手頃な価格もあって広く人気があります。
洗顔後、化粧水や乳液をつけたあとの肌に優しくなじませたり、クレンジングオイルとして使ったり、髪の毛先につけてスタイリング剤として使ったり。日常的なケアに気軽に取り入れやすいオールマイティなオイルです。
肌を若く保ちたいなら「アルガンオイル」
オイルの扱いに慣れてきて、「オイル美容で一歩先の美肌・美髪を目指したい」という方には、少し高価ですがアルガンオイルがおすすめです。
アルガンオイルとは
モロッコ南西部の乾いた土地で育つアルガンの木の実の種から採れる、美容成分豊富なオイルです。オレイン酸やリノール酸、ステロール、ビタミンEなどを豊富に含み、角質層まで浸透しやすいのが特徴。保湿効果や肌を柔らかくする効果があるとされており、加齢によるしわやほうれい線を気にする人にもよく好まれています。サラッとした肌触りでありながら、保水能力が高く、肌に髪に万能に使えます。
アルガンの実を数十kg集めても1リットル程度しか採れない希少なオイルのため、価格が高いのが難点。全身に使うのではなく、しわなどの肌悩みが気になる部位につけて使うのが効果的です。
肌に優しい万能オイルなら「ククイナッツオイル」
「敏感肌だけどオイルを使ってみたい」「以前使ったオイルは刺激が気になった」という方に試していただきたいのがククイナッツオイル。ハワイでは、生まれたての赤ちゃんの保湿や日焼け止めにも使われてきたほど肌に優しく、皮膚炎や敏感肌のお悩みがある方でも使いやすいオイルです。
※複数のオイルをブレンドしたものや、香料・酸化防止剤などの添加剤が入っているものもあるので、成分表示は必ずチェックしてくださいね。
ククイナッツオイルとは
ハワイ州の州木にも認定されている、ハワイの象徴とも言えるククイの木。その実や種(ククイナッツ)から採れるのがククイナッツオイルです。古くからハワイの人々は、強い日差しや潮風にさらされる髪や肌をククイナッツオイルで守ってきました。ククイの実は50%以上が油脂で、そのオイルには、肌の潤い補給に効果が期待できるリノール酸やリノレン酸などが豊富に含まれています。
角層への浸透性が高く、伸びがよく、サラッとした質感が特徴。肌に残ってベタつくこともなく、顔にも髪にも爪にも身体にも使える万能オイルです。酸化しやすいのが弱点なので、開封後の保存や使用期間には気をつけましょう。
また、ククイナッツオイルは肌に水分を閉じ込める保湿効果、皮膚を柔らかくする効果などがあると言われています。乾燥をはじめ、肌トラブルで悩んでいる方は、一度ククイナッツオイルを試してみてもいいかもしれません。
ククイナッツオイルについてはこちらの記事もどうぞ。
自分に合ったオイルを選ぼう
今回は代表的な2つのオイルと、敏感肌や肌悩みのある方におすすめのククイナッツオイルをご紹介しました。
自分に合ったオイルで美肌&美髪を目指してくださいね!