古代ハワイから伝わるククイナッツオイルとは?
最近、自然派の美容ファンの間で急激に支持を集めている「ククイナッツオイル」。
ココナッツオイルのこと?……ではありません!
ハワイで伝統的に愛用されてきたククイナッツオイルは、髪にも顔にも身体にも使えて、敏感肌にも優しいといわれています。ハワイアン・ビューティーの秘訣とも言えそうな、このオイルについてご紹介します。
ハワイの象徴「ククイナッツ」
ククイはハワイ州の州木にも認定されている、いわばハワイの象徴のような木です。神聖な丸い実はお守りにされたり、レイの飾りに使われたりしているので、ハワイアンジュエリーやフラファッションが好きな方は目にしたことがあるかもしれません。
ククイナッツオイルは、そのククイの実や種(ククイナッツ)から採れるオイル。 古くからハワイの人々は、強い日差しや潮風にさらされる髪や肌を、ククイナッツオイルで守ってきました。ククイの実は50%以上が油脂で、そのオイルには、肌の潤い補給に効果が期待できるリノール酸やリノレン酸などが豊富に含まれています。
敏感肌や乾燥肌の方にも
ククイナッツオイルは角層への浸透性が高く、伸びがよく、サラッとした質感が特徴。肌に残ってベタつくこともなく、肌タイプに関係なく使いやすいオイルです。
敏感肌の方にも
ハワイでは、生まれたての赤ちゃんの保湿や日焼け止めにも使われてきたほど、肌に優しいククイナッツオイル。皮膚炎や敏感肌のお悩みがある方でも使いやすいオイルです。(※複数のオイルをブレンドしたものや、香料・酸化防止剤などの添加剤が入っているものもあるので、成分表示は必ずチェックしてくださいね)
乾燥肌の方にも
ククイナッツオイルは肌に水分を閉じ込める保湿効果、皮膚を柔らかくする効果などがあると言われています。乾燥をはじめ、肌トラブルで悩んでいる方は、一度ククイナッツオイルを試してみてもいいかもしれません。
髪から爪まで! 万能オイルの使い方
ククイナッツオイルは、髪も身体も優しくいたわりながらお手入れできる優れものです。
ボディの保湿やマッサージに
入浴後に使うとモチモチのお肌に。水分が残っている肌に塗ってOK。
ネイルやハンドケアに
ベタつきがなくサラッと伸びて、すぐに肌になじむので使いやすさ抜群です。夏にハンドクリームを使う習慣がない方のハンドケアにおすすめです。
日焼け前や日焼け後のケアに
ハワイ特有の強い日差しや熱、潮風など、ハードな環境下で肌を守るために愛用されてきたククイナッツオイル。日焼けや乾燥に対するバリア効果が期待できますので、うっかり日焼けしてしまった後のケアにも適しています。
クレンジングに
ククイナッツオイルは顔にも使えます。ポイントメイクにオイルをなじませて水を加えて乳化させると落ちやすくなります。
ヘアケアに
伝統的なハワイ女性のツヤやかな黒髪、その秘訣はククイナッツオイルにあるかもしれません。シャンプー後の清潔で濡れた髪に付けると、乾いたときに美しいツヤが出てまとまりやすくなります。また、怠りがちな髪のUVケアにも効果的です。
自分に合ったオイルを選ぼう
ただし、ククイナッツオイルはとても酸化しやすいという弱点があります。開封後の保存や使用期間には気をつけましょう。また、ククイナッツ固有のナッツ系の匂いがするので、匂いに敏感な方は少し気になるかもしれません。
そのため、ククイナッツオイル本来の特長を生かしながら、複数オイルや美容成分、自然な香りをブランドしてリラックス効果や使い勝手を高めたアイテムも出てきています。
自分の好みに合わせて、ククイナッツオイルを取り入れてみてはいかがでしょうか?