工場・生産設備

充実した製造設備で高品質のものづくりを。

木下製薬の生産拠点は、岡山工場、玉野工場、姫路工場の3工場。多種多様な乳化装置をそろえており、低粘度のものから高粘度のものまで幅広いニーズに応えられる生産環境が整っています。大小さまざまな設備を保有しており、小ロット生産にも対応しています。

また、工場内の高洗浄度を保つ空調システムの導入や、菌検査、原料や製品に対する厳しい試験など、独自の品質管理体制を徹底し法定以上の安心と安全を実現しています。なお、2008年には品質保証の国際規格「ISO9001」を認証取得しています。

岡山工場 岡山工場

姫路工場 姫路工場

設備紹介

  • 真空乳化装置(3基)

    ホモミクサーとパドルミクサーを組み合わせた真空乳化装置。化粧品を撹拌・乳化するために容器内を最適の条件(真空、加熱、冷却など)に保ちながら作動します。

  • 真空練合装置(1基)

    高粘度製品の乳化・分散・混練撹拌や粉体製品の混合が可能な装置。

  • チューブ充填機

    チューブ洗浄から充填・シール・刻印・排出まで自動で行う装置。

  • クリーム充填機

    容器のエアー洗浄・回転脱泡充填・排出までを自動で行う装置。

品質管理体制

化粧品業界初の高性能空調システムを導入

岡山工場では最先端の空調システムを採用し、異物混入、菌汚染を防ぐ工夫を行っています。全館(倉庫を除く)で空気洗浄度ISOクラス8のクリーンルーム化を実現し、特に高い洗浄度が求められる充填室ではISOクラス7を維持しています。中身が外気に触れる可能性がある作業室は、化粧品業界では初の「プラズマクラスターイオンダクト搬送システム」を導入しています。

充実した製品試験と厳密な微生物評価

安定性試験では測定機器を用いた評価だけでなく、外観・色調・匂い・使用感・微生物検査等を行い、品質基準に適合しているかを厳しく管理しています。また、安心してお使いいただける品質の製品をお届けするため、あらゆる条件を考慮した微生物評価を実施しています。

ISO認証取得

原料受け入れから商品完成までのすべての工程で、GMP(化粧品の製造および品質管理に関する業界自主基準)に従い、お客様の立場に立って、高い品質を保持できるよう努めています。また自社内の徹底した品質管理体制に加え、2008年には品質保証の国際規格ISO9001を認証取得。これにより、商品開発・品質管理・製造などの業務のすべてにISO9001の品質マネジメントシステムに則った管理が徹底され、より高い品質保証をもたらしています。